ENVIRONMENT

成長制度、研修・支援制度、社内技術イベントといった教育環境の充実を図り、社員一人一人の成長を促進しています。

  • 成長制度
  • 研修・支援制度
  • 社内技術イベント
GROWTH SYSTEM

成長制度

成長制度=社員が迷わず
成長するための仕組み

当社では社員がはつらつと働きながら、会社が繁栄し続けるためには、社員の成長が欠かせないと考えています。
そのために、社員が迷わず成長するための仕組みとして「成長制度」を策定・運用しています。

成長制度とは?

成長制度とは、一言で言うとガラス張りの人事考課制度です。どんな会社でも人事考課は行われ、その結果は給与や賞与、昇格・昇進、教育・研修に反映されていると思います。しかし、何をどれくらいやったら会社にどの程度評価されるという評価項目や評価基準であったり、評価が待遇や人事にどう反映されるのかといったルールであったりを、具体的に定義して全社員に公開している企業は限られるのではないでしょうか。当社では、評価項目と評価基準を具体的に定め、評価基準によって貢献度を点数化しています。さらには、全項目の合計点数に応じて昇給額や賞与額を決定する算定式も定めています。そして、そういったルールの全てを全社員に公開しているため、社員はどういう貢献をすればどういう評価・待遇を受けるかを前もって把握できます。だから、社員は迷わず安心して努力ひいては成長し続けることができるのです。

成長確認のサイクル

当社では、成長制度を社員の成長を加速化するための仕組みと考えているため、
人事考課のことを成長確認と呼んでいます。半年に一度、①~④の成長確認のサイクルを回しています。

1目標設定
成長シートと呼ばれる評価項目と評価基準が記載された文書のひな形を用いて、自身の目標設定を上司と共におこないます。
2実行
目標を意識しつつ、実際のプロジェクトで業務を実行します。
3成長確認
半期の成果について評価をおこないます。公正を期すため、評価は本人、上司、部門、全社の4段階でおこないます。
4フィードバック
評価結果を上司から本人に伝えます。よくできた点は称賛し、課題の点は改善に向けた方策を共に検討します。

職種と等級

当社には五つの職種と1~9までの九つの等級があります。
等級ごとの職能基準は具体的に定められていますが、大まかに表現すると下表のようになります。

等級が上がることを昇格と言います。成長確認の結果、定められた要件を満たした者が昇格します。
また、キャリアの途中で職種変更はできます。職種変更は、本人と会社で十分に相談をした上でおこないます。
職種変更は、全職種を対象に、等級に関係なくおこなわれます。

キャリアマップ

TRAINING&SUPPORT

研修・支援制度

企業にとって競争力の源泉は何といっても人材です。階層別研修、技術研修、資格取得支援等の研修・支援制度を設けて、ビジネスパーソンとして、技術者として優秀な人材を育てています。

階層別研修

階層別研修とは成長制度の等級に応じて受講する研修を指します。当社の階層別研修には、入社時に受講する新入社員研修、役職者になる前に受講するリーダー研修、組織長になる前に受講する管理者研修があります。いずれの研修も、実戦での活用を念頭に置き、職務の遂行に必要なタイミングで知識・技能をインプットするようにしています。

新入社員研修

3ヶ月間みっちり研修することで、基礎的な知識・技能を習得でき、研修の講師やOJTトレーナーを先輩社員がおこなうため、理解度や人となりを把握してもらった上での、きめ細かい指導を受けられます。

当社では、入社後、4月~6月の丸3ヶ月間を新入社員研修の期間としています。この際、研修の講師は先輩社員が務めます。 そして、7月に部署配属し、その後は実際のプロジェクトでOJTをおこないます。これにより、新入社員と新入社員を受け入れる部署の双方が安心してスムーズに業務を開始できるようになっています。

技術研修

技術研修とは、業務システム開発に必要なITを習得するために受講する研修を指します。当社の技術研修は、現場で活躍する社員自らが必要と認める研修を企画・運用しています。そのため、研修の数や種類はその年によって変わりますが、例年、社内外合わせて100コース程度の研修がおこなわれています。これにより、現場で使うほとんどの技術を身に着けられます。また、2020年には研修体系図を策定し、システムサーバーグループのSEとして身に着けるべき項目とタイミング(等級)を定義しました。この体系図に沿って、さらに技術研修を充実させていく取組を現在進行形で実施しています。

資格取得支援

資格取得支援とは、会社が規定するIT関連資格について、受験料および合格のお祝い金を会社が支払うという制度を指します。資格は体系的な知識を身に着けるのに有用なツールです。この制度を活用することで金銭的な負担なく、資格取得を通じた体系的な知識の獲得ができます。

取得支援対象資格の例

情報処理技術者試験 Oracleデータベース認定 Oracle Java認定 Microsoft認定 AWS認定 LPIC Cisco認定 Python試験 G検定・E資格

8時間ルール

8時間ルールとは、社員の技術力向上を活性化させることを目的として、技術力向上に資する取り組みを、月当たり8時間、業務として実施することを認める制度を指します。ITは日進月歩のため、SEは日頃から新しい技術の獲得に努めなければなりません。この制度を活用することで、業務時間を新たな技術を獲得するための投資に充てることができます。

COMPANY EVENT

社内技術イベント

当社は経営理念に「共に成長」と掲げていますが、そこには自分を成長させられるだけでなく、自分の持つノウハウを他者に分け与えることで自分と他者を共に成長させられる者をが集まる組織でありたいという思いが込められています。テクニカルシンポジウムやデブサミ参加報告会というよう社内イベントを開催し、個人が獲得した知識・技能を社内で共有する場としています。

テクニカルシンポジウム

テクニカルシンポジウムとは、年に1回開催される社内における論文コンクールです。作品応募者は全社員の前でプレゼンをしてもらいます。ビジネス企画部門と技術報告部門があり、それぞれの部門において優秀な作品を表彰します。技術力だけでなく、文章力やプレゼン力を養う狙いがあります。

テクシンイメージキャラクター

「技術」と「共に成長」を象徴するテクシンのイメージキャラクターとして「テックニャン」と「シンポジカ」を当社の社員が生み出してくれました。二人には今後、テクシンを盛り上げたり、当社の広報を手伝ってもらったりして、大いに活躍してもらいたいと考えています。テックニャンとシンポジカ、二人ともよろしくね!

デブサミ参加報告会

デブサミ報告会とは、日本最大級のソフトウェア開発者のためのカンファレンスであるDevelopers Summitに希望者みんなで参加して、そこで入手した情報を社内に向けて発表するという会です。自分が担当するプロジェクトだけでは井の中の蛙になりがちなので、社外のイベントに参加して、他の技術者がどんなことに取り組んでいるのかを肌で感じることが必要と考えています。